大正ロマンの商店街

大正ロマンの商店街

沼田市が進めている大正時代を感じる建造物を利用した街並みは、上之町にあります。現在は生方記念文庫、旧沼田貯蓄銀行、旧土岐家住宅洋館、旧沼田教会記念堂の4棟が並び、2022年には旧久米邸宅も移築される予定です。これからの発展がますます楽しみなエリアにあるのが上之町商店街です。大正時代にタイムスリップした気分で街歩きを楽しんでください。

大正時代を感じることのできる建造物

旧土岐家住宅洋館

大正13年に建築されたドイツ郊外の別荘風住宅です。沼田最後の藩主である土岐家の東京渋谷にあった邸宅を寄贈され、沼田公園にあったものを令和2年に現在地の上之町へ再移築しました。
外観は洋風ですが、内部は和風と洋風の両方の接客室を持った珍しい造りになっています。袴を着て街歩きのイベントなどの撮影スポットにも利用されています。

旧沼田教会紀念会堂

大正3年に沼田市名誉市民であり津田塾大学長の星野あい等によって建てられました。外壁の下見板、縦長の上下窓、急勾配の屋根等に大正期の洋風建築の特徴がよく表れています。神奈川県のフェリス女学院校舎、横浜海岸教会などを手掛けた小菅幸之助が設計、施工しました。
平成28年6月3日、前所有者から沼田市へ寄贈され、その後、解体・修理を行い、現在地の上之町に再移築されました。

生方記念文庫

生方たつゑ(1904年~2000年)は、大正15年に沼田で古くから薬種商を営む生方家に嫁ぎました。旧家の嫁として大家族の世話に追われる中で短歌を志し、戦後の女流歌人の第一人者となりました。その著書を中心とした詩歌関係書を多く集めたのが生方記念文庫です。企画展なども行われています。
たつゑの嫁いできた家は沼田公園に旧生方家住宅として残っています。こちらも国重要文化財に指定され、当時の歴史を知る上で重要な建築物となっています。

旧沼田貯蓄銀行

もともとは材木町にあった建物ですが老朽化が激しく、平成24年に解体・調査を行い、当時の造りを解明し、平成28年に現在地の上之町へ移築復原しました。可能な限り解体した部材を用い、当時の建築技法や塗装の色も再現しています。明治・大正期の擬洋風建造物で、市内に1棟だけ残る利根沼田の金融史を物語る大変貴重な文化財でもあります。

アクセス

  • ⾞でお越しの場合

    関越自動車道 沼田I.C.から約13分(約9km)
    ※「街なか天狗プラザ」の駐車場をご利用ください。
    (大型2台 普通17台 トイレあり )

  • 電車・バスでお越しの場合

    JR沼田駅からバス6分「上之町」下車 0分